粋を集める

豊富な木材に恵まれている日本では、古くから様々な木を使い分けてきた歴史と共に“適材適所”なる言葉までも生まれております。 部材に関しても古くからの伝統と約束事があるのが日本建築の特徴です。

柱一本に於いても、削り出し・挽きにより“格”付けがされており、この約束事に則り格に合致した空間づくりを行わねばなりません。 使用する木材の種類にも約束事が多く設けられており、端正であり本格へと繋がって参ります。

佐久市周辺の狭い地域でも継承する約束事がございます。東信ではお仏壇へ魔除けの意のある槐(エンジュ)を用いる習慣があり、日本国内では延寿とも当て字されております。 南信にて床柱に好まれる一位(イチイ)には、お目出度い意が込められております。 この様な地域で育まれた伝統も大切に継承していかねばと考えておりますと共に、県産材・地元材をを使用した誇りある家づくりを目指しております。

建具の部材選び

オーダーメイドのドアーやカウンター天板など、こだわった「自分だけ」のオリジナルの家づくりが実現します。 また、テーブルや本棚などを後から同じ木材で造り足すこともお受けしております。

作りつけのクローゼットや収納・キッチン棚などを設計段階から組み込むことにより、より快適な空間づくりが出来ると共に、家具の購入費用が抑えられます。

建具の事例

建具

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千本格子の欄間と、秋田杉の竿縁天井 飾り障子の間接照明 もちろん既製品でのセレクトも 石積の壁とバランスの良いアフリカ欅のドアー 樹齢500年以上の地元欅を一枚板にして 黒竹の角窓 直線デザインの組子を配した源氏襖 長野県産カラマツ材の板張り 組み込みのステンドグラス 和紙風障子紙は破れず、張替え不要 書院障子を和紙風障子紙で オーダーの襖は、紙と色ともお好みで 差し鴨居と格子戸で茶屋風に 無垢の銘木を使った障子 客間 特注の襖 木製建具 腰付の板戸 下地窓 坪庭 組子障子 雪見障子

床・階段

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寄せ木張りの床 階段板はクリ材の一枚板 螺旋階段の手すりもオーダー。自由設計です 上がり框・敷台とも樹齢100年以上の花梨材一枚板 ケヤキ一枚板の廊下 扇の意匠の敷板 ケヤキ一枚板の廊下 カリン一枚板の敷板

天井

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折上+格天井は格式を表す 鏡板を匠の技術で組子に 数寄屋天井と網代 イチイの裄で格調高い玄関に 格天井の吹き抜け 杉の無垢材と桜の落し掛けの床の間の天井部 吹き寄せの竿縁天井 床の間の竿縁天井はハギで格調高く スギの磨き丸太を垂木に 山葭の市松天井 スギの傘天井 ヨシズの天井 格縁天井 網代天井と格縁天井 筬欄間 壁欄間 網代天井 竿縁天井 竿縁天井 変木と洋風の組合せ 格縁天井 寄屋造りの天井

床の間

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ケヤキの床板にイチイの床柱と床框で晴れやかに 琉球畳と磨き丸太吊り押し入れで軽やかに 床+床脇に違棚と天袋・地袋をしつらえた 付書院を配した格式ある床の間 一間床に、通し棚 エンジュの床柱 書院と本床を調和した趣味の床の間 洋室の飾り棚 茶室の床の間 変木を多用した趣味的な書院

大黒柱

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由緒正しい樹齢200年の大欅の大黒柱 塗料で洋風な雰囲気に仕上げたケヤキの大黒柱 イチイ102寸の銘木 ケヤキの大黒柱から、アール壁への納めが匠の技 変木・榁の床柱 クヌギの変木丸太 ケヤキの大黒柱

収納・その他

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造り付けの洗面台ならではの雰囲気 モザイクタイル 注文住宅ならではの収納 機能的な、本棚とパソコンカウンター ウォークイン・クローゼットも施主様目線で 造り付けのキッチンカウンター下の部材 カウンターも一枚板で。コーヒーの味が違います。 施主様のイメージを具体的に 個性的な造りも基本が大切です ロフトの手すりもきっちり組むことが大切 全て自由設計にてご予算内で対応しております 電灯の消し忘れ確認へも有効なステンドグラス 壁へはめ込んだタイル式のステンドグラス アールの窓は、吹き抜け・書斎双方の採光目的 螺旋階段は壁のアールも美しく整えてこそ しつらいが美しい飾り棚と銘竹 小口巻の意匠が端正な軒に華を添えます 数寄屋造りの軒へ磨き丸太を配し端正な仕上げに 濡れ縁の軒下 矢羽貼りの戸袋 スギ皮の軒下